フォーチュンセラピスト・森田紫月です。
こんにちは♪
実際のセッションをリポートさせていただく
《セッションリポート第一弾》の今回は
ご家族についてのご相談のM様とのセッションです。
◎実際のセッションの内容を短縮して掲載しています◎
◎プライバシーに関わる部分はカットしています◎
◎ご相談者様の許可を得て掲載させていただいております◎
セッションレポート=ご家族についてのご相談
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ご相談者様:M様(20代・女性)
希望セッション:タロットリーディングセッション
ご相談内容:お母様についてのご相談
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M様のお母様は、大病を患い、入院、長時間の大手術を経て
無事に退院され、現在、Mさん、Mさんの妹さんと3人での生活をなさっていらっしゃいます。
Mさんのお話によると、お母様は元々とても陽気な方で、お友達も多くいらっしゃり
地域の世話役のようなものも率先してやるようなとても社交的な方だったそうです。
ところが、退院後、陽気さも消え、家族ともあまり話をしなくなってしまったとのこと。
お友達が遊びに来ても、いつもの元気がなく皆さん心配して帰られるというお話でした。
術後だし、体力がまだ戻っていないのだろうと思うけれどそれにしてもあまりにも覇気がない母が心配で、少しでもなにか話をしてもらえたらと、妹さんやご親戚の方も頑張ってみるも状況は変わらず。
なんとか以前の母に戻ってほしいという気持ちもあり、病院の先生に相談してみても、大きな手術をした後だし、今は心身ともに疲れもあるのだろうからもう少し様子を見てあげてはどうかと言われるだけで、まさかと思って痴ほう等も調べてもらったそうですが、全く問題ないということでした。
そこで
◎母は今どんな気持ちでいるのか
◎これから自分達姉妹は母とどのように接していくべきなのか
この2点が知りたいというご依頼を承りました。
◆◆リーディング結果◆◆
お母様のお気持ちをみていくと
心の中はとても複雑な思いでいっぱいでした
「病気についてのショック」「娘さん達への感謝と申し訳なさ」
そして、同時に「怒り」と「情けなさ」がみえてきました。
どうやらお母様は
「病人扱いしてほしくない!!」
というお気持ちがとても強くあるようでした。
手術も入院も頑張った、
医者ももう大丈夫だと言ってくれた
退院したらいつもの生活に戻れる
と思っていたのでしょう
ところが、みんなが自分を病人扱いする
このことに対して怒りをもっているようにみえました
でも娘さんたちの気持ちもよくわかるだけに
自分の想いを伝える事がうまくできず
わがままも言えず
このままずっとこんな生活になってしまうのかという気持ちが
ジレンマとしてお母様の心の中に染みついてしまっているかのようです
そんなお母様のお気持をMさんにお伝えし、
もしかしたら、みんなお母様の事を心配して
寝てていいよ、休んでなきゃだめよと言ったような言葉をかけていないですか?
と聞いてみると、
やはりその言葉はついつい出てしまう…
と言うMさん。
大きな手術で体に傷跡もまだ生々しく残っている母の姿を見ると
負担をかけたくないという想いが湧いてきてしまい
できるだけ自分たちでできる事はして、お母様に楽をさせてあげたい
とついつい世話を焼いてしまうそうです。
お母様のお友達がいらした時も、無理しなくていいのよ!!とおっしゃっていないかも聞いてみると、やはり皆さんそういった声をお母様にかけられるようで
その点に関しても
これまで頼りにしてくれたみんなが自分をもう頼りにしてくれないのではないのか
という不安がカードからみえていた通りでした
【自立】を表すアドバイスカードが出ている事をお伝えし
お母様は、ある程度の事は自分でできるし、
自分でやりたいと感じていらっしゃるので
今よりも少しでいいので、お母様に家事を手伝ってもらうとか
10の手を貸しているのであればその割合を7~8位に減らしてみてはいかがでしょう
とご提案させていただきました
Mさんは、母がそんな事を思っていただなんて…
と当初は驚いていましたが
言われてみれば…とお話してくださったことは
やかんでお湯を沸かしていれば、いいよやるから、座ってて!と言ってしまう
お茶を入れるのも、大丈夫よ淹れてあげるから!と言ってしまう
退院直後娘さんたちが仕事に行っている間、
お母様が家の掃除や洗濯をしたこともあったそうですが
やらなくていいよ!寝てて!
と言ってしまったこともあったそうです
自分達は母に負担をかけたくない!!という思いから、姉妹で話し合い
当番を決め、一生懸命やってきたことだったのに・・・
お母様はそんな娘さんたちの優しさをしっかりわかっていらっしゃったのですね
娘さんたちが一生懸命自分の為に病院に足蹴なく通ってくれたこと
本当に自分を心配してくれていること
自分への愛情がゆえにやってくれていること言ってくれていること
全てがわかってるから
だからこそ本音を言うことができなくなってしまっていました。
まさに老いては子に従えという言葉を守ろうとなさっているかのようです
でも、お母様は、その優しさを受けいれようとすればするほどに
自分の中でのジレンマと葛藤するようになってきているようでした。
私は元気なのに…
何でも自分でやれるのに…
娘達にも負担はかけたくないし…
病気になる前みたいに仲良く楽しく暮らしたいのに…
こんな病気になったばかりに娘たちの世話にならなきゃいけないなんて…
私はまだあなた達のお母さんなのに…
そんな気持ちがカードからひしひしと伝わってきます。
お互いの愛情の方向が少しだけずれてしまっていたのですね
ずれているのなら調整していきましょう!!
お互いを想う愛情はそのままに、
少しだけ家族だからこその甘えをお互いに出していけるようにしていきましょう
とカードからのアドバイスなどを色々とお話をさせていただきました。
これからMさんも妹さんと相談をして
お茶を入れてほしいとか、本当に負担にならない程度のことを
ちょっとずつお願いするようにしてみます!!
とアドバイスの実行を宣言してくださりセッションは終了しました。
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◆◆7日後◆◆
Mさんからご報告が届きました。
セッションの次の日
母に負担にならない程度の家事をお願いをしてみたところ
待ってました!!とばかりに
これもやろうか?あれはどうするの?と
自分から進んで、言ってきてくれました。
さらに次の日には朝自分達より早く起きて
「あなた達のはちょっと出汁がきいてないのよね!ちゃんと教えておけばよかったわね!」
と、嬉しそうに言いながら味噌汁を作ってくれてました!!
その後も無理しないでよ!と言いながら母のやることややりたいことを
やらせてみるようにしたら、笑顔も戻り、みるみる元気になってきました!
(中略)
正直な気持ちは、まだ心配もあります。
それでも母と笑顔で過ごす久しぶりの時間はなにものにも代えがたいものです。
父を早くに亡くし私たちを必死に育ててくれた母に少しでも楽をさせてあげたいという気持ちは今も変わりませんが、その想いの方向性を紫月さんに調整してもらえたことでたくさん気付きを与えてもらいました。もともと世話好きな母から大好きなお世話を奪ってしまっていたことも紫月さんとのセッションの中で気付かされました。
甘えちゃいけないと思っていたけどいつまでたってもやっぱり母は母なんですよね(笑)
そんな当たり前だけど忘れてしまいがちなことも改めて実感することができたのも紫月さんのお蔭です。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございましたm(__)m」
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◇◇今回のセッションについて◇◇
親が子に、子が親にお互いに素晴らしい愛情を持っていらっしゃる素敵なご家族です。
お母様も大病を乗り越えまだまだ、可愛い娘たちの母としてこれからの人生を!!と思っていらっしゃるのですね。
娘さん達もこれまで苦労をしてこられたお母様への愛情あってこその優しさだったのでしょう。
今回お母様のお気持を知り、Mさんご自身でしっかりと気付きを得て、現状を変えていく努力をされたことで、ご家族の間にとても優しい穏やかな時間が流れるようになりました。
更に後日談ですが、お母様はお友達の皆さんにも自分の元気な姿を見せるようになったことで、周りの皆さんも以前のお母様になったと喜び、もう大丈夫ね!と以前のように買い物に誘ってくださるようになったそうです。
そのお蔭で、お母様もますます元気になって、本来のおしゃべりが大好きな明るいお母様に戻っていらっしゃるそうです!!
M様とご家族の皆様が穏やかに楽しく幸せな日々を過ごしていかれますこと心よりお祈りいたしております。
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